Test

表底の耐油性(JIS T 8101、JIS K 6258 )

概要

靴底に使用されるゴムや樹脂素材は、油が付着すると吸収して体積が膨張(膨潤)したり、亀裂が入り劣化する場合があります。
油が付着する可能性のある工事現場や厨房などで使用する安全靴や作業靴、また耐油性を表示する靴は、耐油性の性能を調べる必要があります。
本試験は家庭用品品質表示法・雑貨工業品の靴に規定される底の耐油性の試験およびJIS T8101 安全靴に規定される表底の耐燃料油性(耐油性)の2種類になります。

試験方法

試験片を規定された油に浸漬させ、浸漬後の体積変化率を測定します。

  1. 体積が1cm3以上3cm3以下で厚さ2.0±0.2mmの試験片を3個使用します。
  2. 試験片を全体が浸漬することのできる容器に入れます。
  3. 油の種類、浸漬温度及び浸漬時間は下記になります。
    靴の種類 JIS T 8101 安全靴 家庭用品品質表示法
    雑貨工業品・靴
    油の種類 2,2,4-トリメチルペンタン
    (イソオクタン)
    No.3油
    浸漬温度 23±2℃ 40±1°C
    浸漬時間 20時間±15分間 22時間±15分間
  4. 浸せき終了後、試験片を30分間以内に試験室の標準温度に戻した後、体積変化率を測定します。

試験結果サンプル

下表は試験結果のサンプルです。

試験項目 試験方法 試験結果
表底の耐油性 JIS K 6258
油の種類:No.3油
浸漬温度:40±1°C
浸漬時間:22時間±15分間
体積変化率:25%
表底の耐油性 JIS T 8101(浸せき試験) 体積変化率:-6%

QTEC基準

下表はQTEC基準です。

QTEC基準
項目 試験方法 基準値
表底の耐油性 JIS K 6258
油の種類:No.3油
浸漬温度:40±1°C
浸漬時間:22時間±15分間
体積変化率:35%以下
表底の耐油性 JIS T 8101(浸せき試験) 体積変化率:-6~+12%以下

その他特記事項

必要試料数:靴底(アウトソール)1個

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