概要
キャリーケースは輸送中にはゲージ内に多くのキャリーケースと一緒に詰め込まれ、
輸送時の振動などにより、左右から強くキャリーケース本体が圧迫されることがあり、
本体の強度が不足していると、キャリースが破損することがあります。
本試験は、キャリーケースの上に錘をのせ、キャリーケース本体が錘の荷重により破損しないことを確認する試験になります。
試験方法
キャリーケース本体部分の上に100㎏の錘をのせ1分間保持を3回繰り返した後、破損の有無を確認します。
- 平坦な床の上にキャリーケースを寝かせた状態で設置します。
- キャリーケース本体部分の上にあて板をのせます。
- 合計100㎏の錘をあて板の上にのせ、1分間保持する動作を3回繰り返します。
- 破損の有無を確認し、キャリーケースに異常がないことを確認します。
試験結果サンプル
試験項目 | 試験結果 |
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本体の耐荷重 | キャリーケース本体に亀裂が認められる |
その他特記事項
必要試料数:キャリーケース1個