Test

塗膜の剥離強さ セロハンテープ法

概要

靴に使用されている天然皮革や合成皮革の革の表面層の強度が弱い場合、靴を履いている際の屈曲動作や擦れなどで表面が剥がれてくることがあります。
特に靴は着用時に加わる物理的な負荷が大きいため、革の表面層の強度を事前に確認することが重要です。
革の表面層の強度の確認方法は主に「革の仕上げ膜の剥離強さ」と「塗膜の剥離強さ セロハンテープ法」の2種類があります。
本試験は革の表面に貼り付けたセロハンテープをはがすことによって表面層が剝離しないことを確認する「塗膜の剥離強さ セロハンテープ法」になります。

試験方法

革の表面にセロハンテープを貼り付け、摩擦試験機Ⅰ型で30回擦りつけた後、貼り付けたセロハンテープを180度で一気に引き剥がします。また、試験方法は表面に切込みを入れて試験を行う強法と切込みを入れずに試験を行う弱法の2種類あります。

  1. 試料を約140mm×50mmの大きさに切り出します。
    また、強法で試験を実施する場合は表面にクロスの切込みを入れます。
  2. 試料の中心にセロハンテープを貼り付けます。
  3. JIS L 0849に規定される摩擦試験機Ⅰ型を使用して、貼り付けたセロハンテープの上を30回往復させ擦りつけます。
  4. 貼り付けたセロハンテープを180度の角度で一気に引き剥がし、革の表面層の剝離の有無を確認します。

    (差し替え)セロハンテープ

試験結果サンプル

下表は試験結果のサンプルです。

試験項目 試験結果
塗膜の剥離強さ
セロハンテープ法(弱法)
剝離が認められる

QTEC基準

下表はQTEC基準です。

QTEC基準
項目 基準値
塗膜の剥離強さ
セロハンテープ法(強法・弱法)
剥離を認めないこと

その他特記事項

必要試料サイズ:約200mm×200mm

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