Sustainability
トップコミットメント
トップコミットメント
弊財団は創立以来、繊維製品等の試験、検査及び技術の指導を通じて、品質と技術の向上を実現し、社会の発展に貢献するとの考え方を受け継いできました。
世の中に安心と安全をもたらすために、事業活動を通じて、地球環境の保全に努め、持続可能な社会の実現に貢献することは、現代社会において、企業や団体に対する期待でもあります。
弊財団では、コンプライアンスは何よりも優先されるとの基本理念と、サステナビリティの精神を全役職員間で共有すると共に、SDGsの考え方を経営上の一つの目標として設定しています。近年では、生産過程における環境破壊や過重労働、法令違反を調査するCSR監査にも注力しています。
このような中、サステナブルな産業へのトランジションの取り組みの一つとして、気候変動への対応は国際社会の最重要課題であるとの認識から、「環境」や「カーボンニュートラル」をテーマとして試験技術やサービスの開発にチャレンジすることにも注力しています。
また、弊財団が今後も持続的に企業価値を創出していくためには、外部環境の更なる変化に対応して、多様性を持った職員たちが、性別や国籍等に関わらず、最高のパフォーマンスを発揮出来る環境を整えていく必要があります。そのため、2022年度を「ウェルビーイングのスタートライン」として、労働環境を整備し、健康経営を更に推し進めています。
弊財団は、持続的に発展する組織でありたいとの思いを込めて、「100年続くQTEC」を合言葉に事業活動を行っています。これを実現するためには、全役職員が「意志力・対応力・実行力」を発揮して、日々成長し、成長した職員が財団を牽引し、財団の発展がまた職員を成長させるサイクルを築き上げる必要があります。
これらの観点から、この度、「人権方針」、「責任ある企業行動ガイドライン(財団理念、財団行動指針、役職員行動規範)」を設定の上、トップコミットメントを発信することとなりました。
これからも、業務分野を通じて世の中に安心と安全をもたらすために、社会の変化を的確に捉えて、地球環境の保全に努め、持続可能な社会の実現に努めて参ります。
2024年4月1日
一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
理事長 山中 毅