Test

ヒールパーツの耐疲労性(ISO19956)

概要

パンプス等に使用されるヒールは、歩行するたびに繰り返し衝撃力が加わります。
一回ごとの衝撃力が小さい場合でも、繰り返し負荷が加わることによりヒールにダメージが蓄積され、最終的に亀裂・破損が生じて怪我につながる大きな事故となる可能性があります。
そのため、靴を製造する前のヒールパーツの選定時に十分な強度があることを事前に確認することが重要になります。
本試験はヒールパーツが繰り返しの一定の衝撃力に対して強度があることを確認する試験になります。

試験方法

0.68Jの衝撃力で最大2万回までヒールパーツに打撃を繰り返し、破損や亀裂が発生した回数を測定します(ヒール高3cm以上のものに適用)。

  1. ヒールを金属製のトレーに入れ、溶かした金属合金をトレーの上端3mmまで注いで冷却し、ヒールを固定します。

     

  2. 試験開始から60分間隔でヒールの外観を確認し、最大2万回(約5時間30分)まで繰り返し打撃を加えてヒールの損傷の有無を確認します。

破損したヒールパーツ

試験結果サンプル

試験項目 試験方法 試験結果
ヒールパーツの耐疲労性 ISO 19956 亀裂:5000回
破損:8350回

QTEC基準

下表はQTEC基準です。

QTEC基準
試験項目 試験方法 基準値
ヒールパーツの耐疲労性 ISO 19956 14000回以上(14000回打撃後ヒールに亀裂や破損の無いこと)

その他特記事項

必要試料数:ヒール3個。

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