羽毛吹出し耐久性
ダウンジャケット、コート、ベストなど羽毛衣料の羽毛吹出し試験方法には、日本羽毛製品協同組合(日羽協)のタンブルドライ法があります。吹出しの状況を製品の部位や羽毛の種類などに分類し数値化する記録様式を用いており、試験結果は吹出しの判定、原因分析などが得られます。更に、下図に示すような繰返し洗濯試験の組み合わせによって、消費者の実用状況に近い製品の吹出し耐久性評価が可能です。

ダウンジャケット、コート、ベストなど羽毛衣料の羽毛吹出し試験方法には、日本羽毛製品協同組合(日羽協)のタンブルドライ法があります。吹出しの状況を製品の部位や羽毛の種類などに分類し数値化する記録様式を用いており、試験結果は吹出しの判定、原因分析などが得られます。更に、下図に示すような繰返し洗濯試験の組み合わせによって、消費者の実用状況に近い製品の吹出し耐久性評価が可能です。
ダウンウエアの吹出し原因 |
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縫製品質 |
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側生地品質 |
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羽毛品質 |
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ダウンウエアの生地素材は薄地で細デニール使いの高密度織物が用いられ、通気性は非常に小さい値になっています。ふとん用のフィラメント生地では一般的に2cm3/cm2・s以下を基準としているが、現状のダウンウエア素材は1.0以下が多くダウンプルーフ性は十分あります。しかし、薄地のために羽毛が刺さって通過しやすい特性です。
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