防汚性試験

様々な汚れに対する性能を評価する試験

試験名 汚れの種類  試験概要
JIS L 1919
A-1法
粉体汚染物質-1
土のような粗い粉体による汚れ

ピリング管に巻いた試料と汚染物質を入れた円筒容器を、ピリングボックス内で回転させて生地を汚し“汚れにくさ” を判定します。その試料を洗濯し“付いた汚れの落ちやすさ”を判定します。

 

JIS L 1919
A-2法
粉体汚染物質-2
粉塵や埃などのような細かい粉体による汚れ

ポリエチレン袋に試料と汚染物質を入れ、膨らませたものをボックス内で回転させて生地の汚し“汚れにくさ” を判定します。
その試料を洗濯し“付いた汚れの落ちやすさ”を判定します。

JIS L 1919
B法
人工汚染物質水溶液
ジュースのような親水性の汚れ

汚染液を試料にシャワーのように吹きかけ、乾いた後に“汚れにくさ” を判定します。その試料を洗濯し“付いた汚れの落ちやすさ”を判定します。

 

JIS L 1919
C法
親油性汚染物質
皮脂などの親油性の汚れ

汚染液を試料に滴下し、一定時間後に“汚れにくさ” を判定します。
その試料を洗濯し“付いた汚れの落ちやすさ”を判定します。

繊技協法
花粉汚れ
 擬似花粉
(石松子)

生地に擬似花粉を付着させて“付きにくさ”を判定し、所定の動作
で生地に力を加えて花粉を落とし“落ちやすさ”を判定します。

繊技協法
家庭汚れ 
実際の食品
カレー、ミートソース、ラー油等
試料に食品を付着させた後、洗濯し“付いた汚れの落ちやすさ”を判定します。食品は、カレー、ミートソース、ラー油(繊技協必須)、ソース、醤油、ワイン、コーヒー(任意選択)

 

必要試料:試験によって異なりますのでお問い合わせください。

納期:4営業日        ※淡色生地を対象とした試験です。

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