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静電気帯電防止作業服

帯電防止作業服は、作業服の静電気帯電によって発生する火災や爆発のような事故および災害や製品の汚れなどのような生産障害を防ぐため、生地に帯電防止織編物を使用して縫製した作業服です。

求められる品質

静電気帯電防止作業服には、JIS規格(JIS  T 8118)が規定されています。

帯電防止服の性能は、JIS規格(JIS  T 8118)によって試験したとき、上衣、ズボン、つなぎ服、防寒服などの完成品1点あたりの帯電電荷量が0.6μC以下であることとされています。

また、帯電防止服に使用する生地は、JIS規格(JIS  T 8118)によって試験したとき、帯電電荷量が7μC/㎡以下のものでなければならないとされています。

そのほか、帯電防止服の生地は帯電防止織編物とするが、やむを得ず帯電防止織編物ではない生地を使う場合の使用割合が取りめられています。また、金属製附属品(ボタン、ファスナなど)は使用しないこととされており、使用する場合は直接表側に露出しない構造にすることなどが規定されています。

 

QTEC基準

QTECでは各アイテムに対して、独自に試験項目と基準値を設けております。
詳細はこちらからご確認ください。

※各納入先指定基準での試験・判定も行います

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静電気帯電防止作業服の実施可能な試験

下記以外でも対応可能な試験がございますので、詳しくはお問い合わせください。