消臭性
ダウンジャケット、コート、ベストなど羽毛衣料の羽毛吹出し試験方法には、日本羽毛製品協同組合(日羽協)のタンブルドライ法があります。吹出しの状況を製品の部位や羽毛の種類などに分類し数値化する記録様式を用いており、試験結果は吹出しの判定、原因分析などが得られます。更に、下図に示すような繰返し洗濯試験の組み合わせによって、消費者の実用状況に近い製品の吹出し耐久性評価が可能です。

ダウンジャケット、コート、ベストなど羽毛衣料の羽毛吹出し試験方法には、日本羽毛製品協同組合(日羽協)のタンブルドライ法があります。吹出しの状況を製品の部位や羽毛の種類などに分類し数値化する記録様式を用いており、試験結果は吹出しの判定、原因分析などが得られます。更に、下図に示すような繰返し洗濯試験の組み合わせによって、消費者の実用状況に近い製品の吹出し耐久性評価が可能です。
評価項目 | 評価基準 |
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臭気減少率 | ≧ 70% (第1回暴露試験時、明条件または暗条件の臭気減少率) |
光触媒効果 | ≧ 20% (第1回目または2回目の暴露試験時) |
臭気減少率 | RL明条件減少率(%) RL=(L0 - L1)/L0×100 RB暗条件減少率(%) RB=(B0 - B1)/B0×100 |
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V光触媒効果(%) V=RL-RB
L0:明条件で空試験の臭気成分濃度、L1:明条件で試料を用いて行った試験の臭気成分濃度
B0:暗条件で空試験の臭気成分濃度、B1:暗条件で試料を用いて行った試験の臭気成分濃度
第1回暴露試験後の臭気減少率が70%以上かつ光触媒効果が20%未満の場合、2回目の暴露試験を行います。
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