Test

イエローイング(ISO 105-X18)

概要

淡色や白物製品が、袋に入れて輸送された後に開けてみると黄変していることがあります。

これは、ポリ袋などに使用される酸化防止剤のBHTが製品に付着し、さらに空気中の窒素酸化物(NOxガス)と反応して、黄色物質が生成されるためです。これを一般的にBHT黄変と呼びます。

イエローイング試験では、特殊な試験紙を用いてBHT黄変発生の程度を評価します。

試験方法

  1. 100㎜×30㎜の試験片を採取します。
  2. 試験紙に試験片を挟んだものをガラス板で挟みます。
  3. 2.をポリエチレンフィルムで包んで密閉した後に、荷重をかけて固定します。
  4. 50℃の乾燥機に入れて、16時間放置します。
  5. 試験片を取り出し、汚染用グレースケールで判定します。

試験結果サンプル

下表は試験結果のサンプルです。

試験項目 試験方法 試験結果
イエローイング ISO 105-X18 汚染 3-4級

 

その他特記事項

必要試料サイズ:10㎝×10㎝

依頼書ダウンロード

この試験に関して相談する

関連する試験