Test

清浄度(JIS L 1903)

概要

羽毛原料は精毛工程で鳥の飼育時に付着した土砂・塵埃及び油脂分などの汚れを洗浄し、高温乾燥による殺菌処理後、再び冷却除塵された衛生的な精製羽毛を用いています。

精毛工程が不十分で、土砂・塵埃が残留すると、臭気や埃の品質問題に影響します。

清浄度試験は、羽毛のすすぎ洗いが十分なされているかを、洗浄液の透明度で調べる方法です。数値が高いほど、よく洗浄された清潔な羽毛原料であることを示します。

試験方法

  1. 試料3.0±0.1gと水300mLを共通すり合わせ三角フラスコに入れ、45分間振とう機にて振とうし、懸濁液とします。(作成する懸濁液は下図参照)
  2. 懸濁液をガラスろ過器でろ過して透視度計に入れ、一定条件の照度環境下にて透視度計の上部から底の標識版を覗きながらろ液を排出していきます。
  3. 透視度計の底にある標識板の二重十字が認識できた時、ろ液の排出を止め、透視度計の目盛(mm)を読み取ります。2個の平均を求め清浄度(mm)とします。
    (標識板の二重十字が認識できるとは、下写真の3番と同程度に標識版が見えた時です)

    試験風景 透視度計を除いている様子

    標識板の二重十字

  4. 清浄度には500mm以下測定の場合と1000mm以下測定の場合に分けられ、試験条件が下表のように異なり基準値によって試験を選択します。
試験条件項目 500mm以下測定の場合 1000mm以下測定の場合
透視度計 500mm用 1000mm用
作成する懸濁液 フラスコ4個 フラスコ8個
透視度計に入れるろ液数 2個を1組とする 4個を1組とする

試験結果サンプル

下表は試験結果のサンプルです。

試験項目 試験方法 試験結果
清浄度 JIS L 1903 960mm

QTEC基準

下表はQTEC基準です。

QTEC基準
項目 試験方法 基準値
清浄度 JIS L 1903 500mm以上

その他特記事項

  1. 必要試料量
    試験に必要な試料量は羽毛原料の場合30g以上で、製品の場合は1点以上を提出いただく事が望ましいです。これは我々が提出試料をよく混ぜてランダムサンプリングを行う為で、偏った状態の試料からサンプリングをしないようにする為です。

  2. その他の関連試験
    QTECではお客様の「よりキレイな羽毛原料の評価をしたい」とのご要望に応え、1500mmの清浄度試験ができる体制を整えています。
    安心安全清潔な羽毛原料をアピールする為、ぜひご活用ください。

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