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J-TAS羽毛トレーサビリティ監査

J-TAS羽毛トレーサビリティ監査とは

 J-TAS羽毛トレーサビリティ監査とは、一般社団法人日本寝具寝装品協会(JBA)が運営するJBAトレーサビリティ監査システム(J-TAS)に関する第三者監査のことです。J-TASは、羽毛寝具製品にJ-TASラベルを表示できるマーク制度です。QTECは、J-TASラベルの信頼性を高めるために、JBAから指名を受けた第三者監査機関であり、日本国内の羽毛寝具製品のサプライチェーン(書類整備対象者)に対して、J-TAS羽毛トレーサビリティ監査を実施しています。なお、海外においては、IDFL Laboratory and Instituteが第三者監査機関として活動しています。


図1:J-TASロゴ


図3:J-TAS下げ札ラベル

図2:J-TAS縫着ラベル

J-TAS羽毛トレーサビリティ監査の目的

 市場に流通している羽毛掛けふとんは、「ポーランド産グースダウン ダウン90%/フェザー10%」など、羽毛原料の産地を訴求し、販売されることがあります。産地は、見た目では分かりませんので、客観的な証明を求めるニーズがあります。このニーズに応えるために、J-TASは開発され、羽毛産地の証明を目的とした羽毛原料トレーサビリティシステムによるマーク制度として、2018年にスタートしました。第三者監査機関によるJ-TAS羽毛トレーサビリティ監査に合格し、JBA事業部会のJ-TAS協議会から認可を受けた業者は、J-TASラベルを付した羽毛寝具製品を出荷することができ、羽毛原料の産地訴求に関する新たなツールとして活用されています。

J-TAS羽毛トレーサビリティ監査の流れ

QTECは、J-TASの運営一部(監査部分)を担っていますので、最初にJ-TAS全体像を、その後、QTECが担う監査の流れを説明します。

1.J-TAS全体像は、以下のとおりです。

図4:J-TAS全体像

1)J-TASの入会希望者は、J-TAS会に申込みます。
JBA WEBサイトからJ-TAS会への入会申込みができます。
入会が可能な日本国内業者は、以下のとおりです。

業者 定義
a.輸入者 輸入者とは、原料商又は精製処理業者から羽毛を日本に輸入する者
b.羽毛生産管理者 羽毛生産管理者とは、輸入者から羽毛を受入れ、羽毛の精製処理等を管理する者(精製処理は外部委託が可能)
c.羽毛製品生産管理者 羽毛製品生産管理者とは、輸入者又は羽毛生産管理者から羽毛を受入れ、羽毛寝具製品の製造を管理する者(羽毛充填及び縫製は外部委託が可能)
d.表示者 表示者とは、羽毛寝具製品に産地名等の表示を行う者

2)入会希望者は、J-TAS会への入会審査を受け(書面)、J-TAS会員になります。

3)J-TAS会員は、QTECにJ-TAS羽毛トレーサビリティ監査の申請を行います。

4)J-TAS会員は、J-TAS羽毛トレーサビリティ監査を受けます。

5)J-TAS会員は、QTECから監査報告書を受け取り、J-TAS協議会に転送します。

6)J-TAS会員は、J-TAS協議会が適合と判定した場合、J-TASラベル認可企業となります。

7)J-TASラベル認可企業は、J-TASに適合した羽毛原料を供給したり、J-TASラベルを表示した羽毛寝具製品を出荷することができます。

8)J-TASラベル認可企業は、認可1年後にJ-TAS羽毛トレーサビリティ更新監査を受けます。その後、2年毎に更新監査を受けます(状況により毎年更新監査が発生します)。

2.QTECのJ-TAS羽毛トレーサビリティ監査の流れは以下のとおりです。

1)J-TAS会員は、J-TAS羽毛トレーサビリティ監査の申請書類をQTECに提出します。申請書類は、一部所定の様式ですが、多くの部分が自由様式です。QTECは、事前打合せを通して、すでにある書類により、申請書類の代用可否を確認しつつ、申請書類作成をサポートします。

2)QTECは、以下のとおり、J-TAS羽毛トレーサビリティ監査を実施します。
 a.初回会議:当日のスケジュール等を確認します。
 b.現地監査:J-TAS要求事項を記録・インタビュー等を通して確認します。
        要求事項には、羽毛原料のトレーサビリティ、重量バランス、
        記録管理、表示事項などがあります。
 c.最終会議:監査結果を相互に確認します。

3)QTECは、監査報告書をJ-TAS会員に発行します。

※ J-TASを運営しているのはJBAですが、QTECは、羽毛寝具製品のサプライチェーンに対する監査部分を担い、J-TASの適切な運営をサポートしています。