JISマーク認証業務(産業標準化法)

 

1.JISマーク表示制度とは

JISマーク表示制度は、産業標準化法に基づく製品認証で、経済産業省が登録した認証機関（登録認証機関）により、JISマークの普及・管理を行っています。JISマークには、以下の3タイプがあり、鉱工業品、加工技術及び特定側面のJISを対象とした認証を意味します。

図1：JISマーク

このJISマークは、鉱工業品等が該当するJIS（日本産業規格）の基準を満たしていることを示しています。これにより、企業間の取引や公共調達、消費者の購買において、目印の役割を果たします。JISマークの適切な表示（信頼性）を実現するために、JISマークを表示する製造業者等は、自社管理を適切に実施すると共に、登録認証機関から定期的な工場審査及び製品試験を受けます。また、登録認証機関は、ISO/IEC17065（製品認証機関に対する要求事項）に適合したJISマーク認証業務運営体制を構築し、適切なJISマーク認証業務について、経済産業省から定期的に確認を受けています。

図2：JISマーク制度の信頼性

QTECは、 L部門（繊維分野）のJISマーク認証が可能な唯一の登録認証機関（登録番号 010603）として、ロープ工場などに対して、JISマーク認証業務を実施しています。繊維分野以外にもベルトスリング、ラウンドスリング、ベルトラッシングのJISマーク認証が可能です。

2. 認証対象事業者

国内 ： 製造業者、輸入業者、販売業者
海外 ： 製造業者、輸出業者（QTECは韓国・中国・ベトナムが業務範囲）

3. 認証できる製品JIS

4. JISマーク認証フロー

1）認証申請から認証決定までの一般認証のフロー

図3：認証フローチャート

2）標準的な所要期間

申請書を受理した日から適合性評価結果通知書によるご通知の日までの期間は、特別の事情がない限り3ヶ月以内に処理します。なお、3ヶ月以内に処理ができない場合は、申請者に直接その旨及びその理由をお知らせします。ただし、申請者の事由により3ヶ月以内に処理ができない場合は、この限りではありません。

 

3）認証手続き(認証維持を含む)の様式及び規定類

認証申請及び認証維持（定期的な更新、登録内容の変更など）の手続きに係る様式・規定類は、左記リストの「様式集」「規定類」からアクセスして入手下さい。記載要領その他ご不明な点は、東日本事業所・西日本事業所・本部に配置している工場審査員にご相談下さい。

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