CSR 監査業務実施手順

CSR監査前

✅CSR監査チェックリスト、評価基準、事前調査表、監査に必要な書類一覧表等の打ち合わせ。

✅監査受け入れ先に、事前調査表、監査に必要な書類リストを送付します。

✅事前調査表をもとに、監査にかかる時間、人数を算定し監査の日程を決定、監査計画書を送付します。

CSR監査時

✅オープニングミーティング

経営者、担当者の方に、趣旨と流れを説明します。全体的な把握のため、事業場の概要について、困っていることなどをお伺いし、ご理解ご納得の上で監査に臨んでいただくための打ち合わせをします。

✅書類の精査

就業規則、雇用契約書、賃金明細、勤怠管理表などを確認し、労務管理の実態について調査します。労働法、ILO条約などと照らし合わせて、長時間労働や強制労働などの実態を調べます。

✅事業場内の確認

構内を視察し、労働安全衛生面の管理状況を確認します。同時に、現場で使用されている帳票類を確認し整合性があるか調査します。

✅従業員インタビュー

従業員が満足して働けているか、困っていることはないか、など、本音で語っていただけるよう配慮してインタビューを行います。

✅クロージングミーティング

実態調査で発見された指摘事項について、経営者、ご担当者の方へのフィードバックを行ないます。質疑応答や意見交換、是正計画の助言を行います。指摘事項については、その場で確認し、合意書を作成します。

✅実態調査レポート

訪問後日、実態調査の報告書を作成します。

CSR監査に取り組むメリット

✅利害関係のない検査機関の監査は中立公正な結果を得られ、CSR体制を確立する動機付けにつながります。

✅組織全体に、CSR方針、サプライヤー基準が浸透しているか知ることができます。

✅企業イメージを損なうリスクが軽減され、取引先選定の重要な判断材料となります。

CSR監査のオプション


✅CSR方針、CSR管理規定、CSR監査チェックリストの作成のお手伝い、CSRに関する勉強会の実施。

✅改善後のフォローアップ監査実施。

✅指摘事項に対する改善のアドバイス。

✅CSR監査と同時に、QC監査(品質管理に関する監査)の実施が可能です。