CSR 監査業務 

CSR監査とは?

持続可能な社会の実現に対する関心が高まる中、企業自身の管理はもとより取引先や委託先に於いても企業の社会的責任 = CSR 管理を行うため、監査を行う企業が増えてきました。
例えば、原材料の調達や生産に於いて、環境破壊・人権侵害・劣悪な作業環境など法令違反や、反社会的行為に繋がっていないことを把握する必要に迫られています。
また、持続可能な社会と並行し、企業存続を謳うためにESG(環境・社会・企業統治)に関するリスクがないことを社会に証明する

何故CSR監査が必要なのか?
 

これまで一般消費者が何気なく商品を購入してきましたが、昨今の環境破壊などのマスコミ情報により、購入のための判断材料として 「この商品は環境負荷が低いか?」「この企業はCSR(社会的責任)を果たしているか?」といったことが新たに加わってきております。

また、機関投資家からはESGの取り組みが重要視され、投資先選定の重要な判断材料となります。

※2018年全世界投資額約1京円の内、凡そ30%に当たる3,000兆円がESG評価によって運用されています。

監査 の対象項目

QTECは以下の項目について監査を実施し、依頼者様と共にCSRによる共有価値の創造を行います。
 ガバナンス  CSR方針確立、CSR委員会と責任体制、CSR活動、CSR教育訓練
 人権  高齢者や障害者の採用状況、男女賃金差別、ハラスメント、児童労働、強制労働
 労働慣行  労働搾取、危険労働、残業時間、有給休暇取得状況、結社の自由
 環境  有害物質排出の削減、廃棄物リサイクル、有害物質管理
 公正な事業慣行  贈収賄、詐欺、横領など不正な商取引
 消費者課題  安全衛生の確保、持続可能な消費、紛争解決、プライバシー保護
 コミュニティへの参画  現地の環境保護、地元住民とのコミュニケーション、文化的行事支援

CSR監査概要

監査依頼者 監査機関  監査対象項目  監査範囲
納入先や取引先などより監査の依頼を引き受けます。 QTEC(第三者監査機関)によって監査が行われます。
工場は監査対象項目や監査の範囲を選ぶことは出来ません。
QTECは監査対象項目に対し、総合的に監査を行います。
監査対象項目は上記の通り広範囲且つ多岐にわたります。
組織全体の他、食堂や派遣・委託・請負い業者などもインタビューの対象となります。