Test

表面フラッシュ(JIS L 1917)

概要

表面フラッシュは着衣着火(フラッシュスプレッド現象)とも言われ、
調理中にコンロの炎が着衣に着火して瞬時に燃え広がり、やけどを負ってしまう等、大変身近な危険として知られています。
表面フラッシュが起こりやすい素材としては綿やレーヨン、キュプラ等のセルロース系繊維で起毛された生地や毛羽立った生地、空気を含んでいるパイル織等の生地も危険性が高くなります。

試験方法

試験片の大きさは1サンプルにつき、400mm×200mmを3枚用意します。
サンプルは事前に乾燥機とデシケーターで規定時間調整します。
その後、治具に固定して試験片表面をブラッシングして毛羽立たせたのち、試験器具に取り付けます。

毛羽立たせた試験片に、マーカー糸を100mm間隔で所定の位置に設置後、試料の下部から炎を接近させ、マーカー糸が切断するまでに要した時間を秒単位で1/10秒まで記録します。

試験結果サンプル

本文を記載してください

JIS L 1917での試験結果の表記

マーカー位置
100mm 0.2
200mm 切断せず
300mm 切断せず

その他特記事項

1サンプルにつき、400mm×600mm程度必要です。余裕を持ってご依頼ください。

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