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繊維製品の接触冷感性評価方法のJIS制定について

2020.03.12

規格・規制

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接触冷感性は機能性評価試験の一つとして、人が生地に触れた時、“冷たい”と感じる 感覚を評価する試験方法です。qmaxとしても知られており、JIS制定前はKES法として実施されておりました。

多くの量販店やアパレルなどが機能性基準として設定し、 ニーズが多かったため、2020年2月20日、日本産業規格に「繊維製品の接触冷感性 評価方法(JIS L 1927)」として制定されました。

試験概要:
熱源板から生地への熱移動の値(極大値)を測定します。
得られる数値が大きければ、熱の移動が大きく、“冷たい”と感じることになります。

 

概略図

測定装置写真

 

 評価基準:
今回制定されたJIS L 1927附属書Bに評価例が下記のように記載されています。
温度差10℃で測定 qmax=0.100以上

お問い合わせ先:
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