防護服材料の人工血液バリア性、ウイルスバリア性試験のご案内
QTECは、防護服に関する試験の充実を図っています。
医療用防護服や医療用ガウンで要求される人工血液バリア性及びウイルスバリア性試験を行っておりますのでお知らせします。
防護服に関係するその他の試験(防塵試験など)も実施していますので、ご利用ください。
〇人工血液バリア性試験:JIS T 8060、ASTM F1670 人工血液に対する防護服材料の耐浸透性を目視によって評価します。 | ||
圧力負荷前 |
圧力負荷(〇〇kPa) |
圧力負荷(△△kPa) |
人工血液の浸透:無 |
人工血液の浸透:有 |
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人工血液バリア性に合格したサンプルについて、ウイルスバリア性試験を行います。
〇ウイルスバリア性試験: JIS T 8061、ASTM F1671
血液媒介性病原体に対する防護服材料の耐浸透性を目視によって評価します。 この試験では、Phi-X174 バクテリオファージを代用微生物として用います。 | ||
プラーク*:有 |
プラーク*:無 |
人工血液バリア性試験と同様に、目視によるバクテリオファージ液の浸透の有無を評価 ↓ 試料裏面を洗い出した液中にバクテリオファージの浸透が確認されない(1PFU/ml未満) |
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*プラーク:ウイルスによる感染及び宿主菌の溶菌の結果、生成する目視可能な透明な領域
お問い合わせ先 |
一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 担当:北川(きたがわ) ・ 秋月(あきつき) 〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通5-7-3 |