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代表的な試験・検査について

※ページ内の人物・企業名は、全て架空のものです※

品質の確保ってなんだろう?~こんな方、いらっしゃいませんか?~

糸偏(いとへん)部長:
配属されたばっかりで申し訳ないけど、、これ次のシーズンの企画書ね。品質の確保もよろしくね。企画書の中に、過去の品質管理の記録なんかもあるから、よく把握して、必要なら検査協会に試験の依頼をだすようにしてね。


新人の久太郎(きゅうたろう)君:
は、はい!がんばります!(・・・といっても、品質の確保ってどうやってすればいいの?)

新人の久太郎(きゅうたろう)君:

まずは、もらった資料に目を通してみないと、始まらないですよね。
(・・・しかし、たくさん資料あるなぁ・・・・汗)

夜になり・・・・



朝がきて・・・・



新人の久太郎(きゅうたろう)君:
過去のクレーム情報がこんなに!どうしよう!


糸偏部長:
お!もしかして、徹夜しちゃった!?
いやあ、ごめんごめん。昨日渡した資料の中に、
これを入れるのわすれちゃってね。

新人の久太郎(きゅうたろう)君:
QTEC品質基準・・・?QTECって、
なんですか?
教えていただけますか?
糸偏部長:
QTECは繊維製品などの品質を試験してくれる、検査機関のひとつだよ。
資料の中のクレーム情報あるでしょ?
時系列に気がついたらわかると思うけど、
5年前以前の資料が多かったでしょ?
ウチの会社が、まだ品質管理があまりうまくいってなかったときの資料なんだよ。
5年前から、QTECに試験を依頼するようになって
クレームが激減しているんだよ。
だから、まず、QTECとコンタクトをとって、
いろいろ教えてもらうといいんじゃない?
新人の久太郎(きゅうたろう)君:
(それを、なんで最初に・涙)
わかりました!
とりあえず、QTECにいってみます!

ということで、久太郎君は、東京は芝浦の
QTEC・東京総合試験センターにアポをとってやってきました


  • お問い合わせ
ようこそ!QTEC東京総合試験センターへ!
御社を担当させていただく、QTECの白羽と申します!よろしくお願いします!
さて、いろいろと、お困りのようですね!
ご安心ください!
品質の維持に関しては、日本を代表する繊維製品の試験機関のひとつである、
QTECにお任せください!
70年の経験と、年間30万件以上の検査・試験の実績それらを基盤として、
衣料品などの品質にお困りの皆様へ的確なお手伝いをさせていただきます!
新人の久太郎(きゅうたろう)君:
(おお!70年の経験とか、
なんだか、心強い!)
よろしくお願いします!
さっそくですが、当社の製品の品質維持について
どんな試験が必要なんでしょうか?
それでは、QTECで行われる繊維・衣料品の代表的な試験・検査に
ついてご説明いたします。
もちろん、これから述べる試験・検査がすべてではありません。
ご興味ある方は、ぜひ一度、メールにてお問い合わせください。
  • お問い合わせ
新人の久太郎(きゅうたろう)君:
(あれ?最後の言葉はだれに言ってるのかな?)
お願いします!!

堅牢度・物性試験

染色堅ろう度は、繊維では代表的な試験です。
衣料品等の色落ち、色移り程度を確認するために、生地を試験試料として作成し、
専用の試験設備を用いて試験します。
 
洗濯
目的:家庭洗濯において、「衣料品の色が変わらないか」「他の洗濯物に色移りしないか」を調べる目的で実施される試験です。(試験は、洗濯作用を反映させた促進試験により、短時間で実施されます。)

① 試料を10×4cmの大きさに切って、2種類の添付白布を縫い付けます。添付白布は、色移りを実際に確認するため縫い付けられます。縫い付けることにより、試験対象の生地と、密着し、「色移りしやすい状況」をあえてつくります。

洗濯試験の試験瓶

② 洗濯液と試料を試験瓶に入れます。試験瓶に入れることで、試験対象の生地だけ、ピンポイントで洗濯されている環境を作り出します。

専用の洗濯試験機

③ 試験瓶を専用の洗濯試験機で回転させます。(30分)。実際に家庭用洗濯機で洗濯するという環境を作り出しています。その後、試料をすすぎ、乾燥させて、色落ちがないか、縫いつけた添付白布への色移りがないか、また、あったとしてどの程度のものであるか、判定します。

 
洗濯で色が変わったこの帽子のようなクレームを未然に防ぐために、
必要な試験なんですね!
 
目的:JIS L 0848に基づき、汗で濡れた状態で長時間衣料品を着用したときの変色や、退色などの状況を調べる試験です。実際に使われるのは擬似的に作った汗と同じ成分の液体です。
汗に対する染色堅ろう度試験 試験後試料

① 試料を切って、2種類の添付白布(綿と絹)を縫い付けます。これを2セット作ります。
添付白布は、色移りを実際に確認するため縫い付けられます。縫い付けることにより、試験対象の生地と、密着し、「色移りしやすい状況」をあえてつくります。この状態の試料を、アルカリ性の汗液と酸性の汗液に30分浸します。

汗に対する染色堅ろう度試験 試験後試料

② 試料をプラスチックの板にのせて重ねていきます。(何点も一度に試験をするためです)

汗に対する染色堅ろう度試験

③ 重ねた試料とプラスチックの板に、定められた重さの重りを載せて、乾燥機で定められた時間、乾燥を実施します。(乾燥時間=人間が汗をかいたままの衣類は、その時間着たままの状態とみなします。)その後、試料を取り出して、完全に乾燥させたあと、縫い付けた白布への色移りなどの状況を確認します。

 
汗による色の変化も事前の検査で防げるんですね!
 
バックの把手強さ
目的:バックなどの把手の強度を調査します。

① 写真(下)のように把手部分を切り取り、1箇所あたりの把手取付強さを定速伸長型引張試験機で測定します。

② 測定する際は逆手方向に引っ張ります。
これは、バッグの場合、順手方向への引張強度は十分であることが多く、その方向で壊れることはあまりなく、逆手方向への負荷により、把手取り付け部分が破損する場合があるためです。測定する際は逆手方向に引っ張ります。

 
バックの把手が取れてしまうような製品も、
この試験を事前に実施することでサンプル段階で問題把握が可能ですね!
 
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堅ろう度、物性について、試験のほんの一部ですが、「どうして必要なのか?」
ご理解いただけましたでしょうか?
なるほど、堅牢度は生地(布)の色落ちの事故を防ぐために、
事前に確認したほうがいいんですね。
で、物性試験は素材の強さを確認するために必要なんですね!
よくわかりました!
そうですね。ただ、事故というのは、
そういったケースばかりではないんです。
中には、人体に有害な物質(ホルマリンやアゾ染料など)が
含まれているケースもあり、そういった有害物質の含有の
有無をチェックする試験も重要になってきます。

分析試験・微生物試験

分析試験は、特定芳香族アミン(アゾ染料)、金属含有量など
化学物質に関する分析を実施します。
微生物試験は、菌性、抗ウイルス性など、微生物に関連した
機能性に関する品質性能を試験します。
 
アゾ染料の分析
目的:アゾ染料の有無の確認

アゾ染料はアゾ基という化学構造を有する染料の一群であり、染料全体の60〜70%を占めます。
皮膚の細菌や酵素により還元分解され、アゾ染料からアミンが生成されます。生成されるアミンはもとになるアゾ染料によって決まり、ごく一部のアミンは有害性が指摘されています。
アゾ染料の有無の分析も、東京総合試験センターにて実施しております。

   
繊維製品の抗菌性試験
目的:繊維製品における抗菌性能の確認

JIS L 1902(繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果)

a)定性試験(ハロー法)
b)定量試験(生菌数の測定:混釈平板培養法または発光測定法)

菌液吸収法
菌転写法

試験には定性試験と定量試験があり、一般社団法人繊維評価技術協議会SEKマーク繊維製品認証基準では菌液吸収法または菌転写法により性能を評価しています。

 
ケミカルにバイオに、普段なにげなく、安心安全という言葉をつかっていますが、
その裏には大変高度な技術が存在するのですね! (もっと勉強しないと!)
大丈夫です!そのあたりも含めて、QTECに一任ください!
  • お問い合わせ

外観品質評価業務

有害物質が含まれているような製品は
絶対に店頭には出せないですね!
こういったケースを元から絶つには
どういった方法が有効なんでしょうか。
もちろん毎回きちんと試験を実施して
安全確保することは絶対必要だとおもいますけど・・・・。
近道はないと思います。
地道に試験をおこなって、その都度問題を潰していくことが
結局は一番の近道かもしれません。
ただ、QTECでは長年の経験と蓄積した技術から、
工場の指導なども行っています。
これらを活用することも有効かと思います。
 
製品検査
目的:不良品輸出の未然防止

QTECは、製品検査を得意とする検査機関です。豊富な知識と経験を積んだベテランの検査員を擁しています。
製品検査は、百貨店、量販店等の企業基準、官公庁基準、QTEC縫製検査基準などに基づいて、生産工場、商品管理センター、QTEC検査室などで行い、その結果を報告します。
製品検査は、中国、韓国、ベトナム等の海外でも行い、不良品輸出の未然防止に努めています。

 
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産業資材試験

ところで、QTECでは衣料品以外にもいいろいろな試験ができると聞きました。
どんなものがあるか、教えていただけますか?
東京都芝浦にある東京総合試験センターでは特に産業資材
(土木工事などの素材等)に特化した試験設備が整っています。
 
耐候性
目的:試料の屋外曝露に伴う劣化の度合いを確認する

JIS B 7753に基づき、高エネルギー紫外線カーボンアーク灯(サンシャインカーボンアーク灯)と水スプレー装置により、試料の屋外曝露に伴う劣化を促進させて評価することができる。

   
透水係数
目的:試料中を流れる水の透過率(透水係数)を測定

ジオテキスタイル(土木用繊維材料)において、試料中を流れる水の透過率(透水係数)を測定する。値が大きいほど水が流れやすく、透水性の良好な材料であることを示す。透水係数は、試料中の水の流れる方向から、垂直方向と面内方向(断面方向)とに分けられる。

 
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とにかく、試験というものがはじめての場合のオススメ

いろいろ教えてもらって、ありがとうございます。
いろいろな試験があることがよくわかりました。
でも、そのためにもっとわからなくなったことがあります。
製品を店頭に並べるまでに必要な試験を
いったいどこまで実施すればいいんでしょうか?
もし、初めて試験を行うのであれば、
QTECが作成した「QTEC品質基準」で試験を依頼してください。
基準とは、いってみれば試験項目のセットになります。
自社で品質について特にガイドラインがない場合などは、
まずQTEC品質基準を推奨させていただきます。

これがQTEC品質基準になります。
毎回これらの項目をすべて実施するというわけではありませんので、
製品の特性や種類などお気軽にご相談ください。
なるほど!勉強になるなぁ!
あ、それでは、ウチの店頭販売でなくって、
量販店様などに納入するような場合でも、
QTEC品質基準で試験を実施すればいいんですか?
大手量販店様の場合は、独自の品質基準を設けて、
厳しく品質管理をされているケースがほとんどです。
QTECでは著名な量販店様の品質基準についても
十分な実績を積んでおります。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
 
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